身体障害者療養施設ってどんなところ?

身体障害者療養施設は、障害が重く、日常的に介護を必要とする
身体障害者が生活する施設です。

 

生まれ持った障害や事故による障害、病気による障害など、
障害といっても色々なものがあります。

 

また、障害を持った人が置かれている家庭の状況などもそれぞれです。

 

入所している年齢も18歳以上65歳未満と幅広いですが、
身体障害者の人間性を尊重したケアを必要とし、
その人それぞれに合わせた個別援助計画(ケアプラン)を作成し、
入所者が生きがいを持って過ごすことができるように援助します。

身体障害者療養施設で働いている人の職種

身体障害者療養施設では、施設長や事務員、支援員、介護職員、介助員
看護職員、機能訓練指導員、医師、栄養士、調理員などが働いています。

 

職員は、24時体制で交替勤務をしながら、
入所者の身体機能の維持、日常生活訓練、心身の安定、
健康管理など、入所者に合わせた適切な対応を
長期間にわたって行います。

 

常に治療や健康管理を必要とする障害者のために、
医師や看護師も勤務していますし、
障害者の動作能力の回復や、機能回復・維持を目的として
理学療法士も働いていますが、
身体障害者療養施設の入所者を支える中心となるのは、
介護職員で、どの施設でも、最も多く配置されています。

 

また、支援員は、相談や入退所の手続き、家族との連絡調整、
計画立案等を行っています。

 

職業指導員は、パソコン操作や手工芸など、
利用者の状況や目的に適した技術の指導や援助を行い、
自立のための訓練をサポートしています。

身体障害者療養施設で働いている人が持っている資格

身体障害者療養施設で働いている人は、
社会福祉士、社会福祉主事、介護福祉士、看護師、理学療法士、
医師、栄養士・栄養管理士、調理師などの資格を持っています。

身体障害者療養施設の施設概要

身体障害者療養施設は、家庭での生活が難しい
最重度の身体障害者が暮らす施設で、入所期間は原則としてありません。

 

対象者は、常に介護を必要とする、
家庭では十分な介助を行う事が難しい18歳以上65歳未満の人です。

身体障害者療養施設の生活

身体障害者療養施設では、食事や入浴などの基本的な日常生活、
健康管理や治療のための医師による診察、
理学療法などのリハビリ、日々を楽しく過ごすためのクラブ活動などが行われています。

 

夏祭りやゲーム大会、クリスマス会、旅行などの行事も、
積極的に企画され、実行されます。

 

このように、身体障害者療養施設では、
職員達の手にによって、入所者が楽しく生きがいを持って
生活できるような工夫がされています。

 

また、なるべく居宅に近い環境で、自立と社会参加を目指します。

身体障害者療養施設の将来性

身体障害者療養施設の通所・入所待機者が多い現状となっていて、
施設の拡充が求められています。

 

そして、身体障害者療養施設が、
各種在宅サービスを提供する在宅支援事業や、
危機対応の拠点となることも期待されています。

 

既に、通所による生活介護事業やショートステイ、
訪問介護なども行われていますが、
さらに広範囲に障害者を支えるための事業展開が望まれています。