乳児院ってどんなところ?

乳児院は、色々な理由があり、家庭で養育することができなくなった
新生児から幼児期までの乳児を養育する施設です。

乳児院で働いている人の職種

乳児院では、施設長、事務員、児童指導員、保育士、看護職員、保健師、
医師、栄養士、調理員などが働いていて、
定員50人を超えるような大きな施設では、薬剤師や放射線技師などが
勤務していることもあります。

 

乳幼児は身体の抵抗力も弱いため、
医学的管理を中心としたスタッフ構成になっていて、
医師や看護師が配置され、健康管理、事故の防止に注意が払われ、
病気に対してもすぐに対処できる様になっています。

 

近年は、看護師のニーズが高まり、十分な看護師人数の確保が難しくなったため、
現在は、保育士も多く採用され、乳児院で働いています。

 

乳児院で、子どもの成長を見守るスタッフは、
精神発達の観察や指導、食事、入浴、オムツ交換、日光浴、
健康診断などを行います。

 

勤務は24時間体制で、1日の労働時間は8時間ですから、
交代制勤務となっています。

 

栄養士や調理員は、乳児に合わせた食事作りをしています。

 

新生児にはミルク、幼児には離乳食というように、
発達に欠かすことができない栄養を摂取することができるように
食事の管理をします。

 

また、乳児院では、遊び相手や掃除などで、一般のボランティアも活躍しています。

乳児院で働いている職員がもっている資格

乳児院で働いている職員は、児童指導員や保育士、看護師や保健師、
医師、栄養士・管理栄養士、調理師などの資格を持っています。

乳児院の施設概要

乳児院では、捨て子や保護者などに虐待された乳児、
親の死亡や病気、出産、離婚、家出、経済的理由など、
様々な事情があって、家庭での養育ができなくなった乳児を預かります。

 

そして、乳児院は、児童福祉法に基づいて設置された施設で、
生後まもない新生児から1歳未満の乳児を親に代わって預かります。

 

基本的に、1歳未満の乳児が対象ですが、
状況によって、小学校就学前までの幼児を養育することもあります。

 

短期(1ヶ月未満)〜長期(1ヶ月以上)、乳児を預かりますが、
運営は国や地方自治体の捕助があるので、費用は低額、もしくは無料になっていて、
昼夜を問わず24時間体制で運営しています。

 

入所の窓口は、都道府県知事によるう委任を受けた児童相談所で、
児童相談所の判断によって入所が決定します。

 

24時間を通して乳児を預かる乳児院では、
健康管理や発育以上には特に注意が払われ、
施設内は、寝室、観察室、病室、ほふく室、日光浴室、調理室、
トイレなどを設置することが定められています。

 

このように、乳児院では、家庭に代わって、
乳幼児の健やかな成長を支えています。

 

多くの子どもが3歳になるまでに家庭に引取られます。

 

しかし、その後も養護が必要な場合は、
児童養護施設で引き続き養育されます。

乳児院の将来性

近年、複雑化している子育ての現状を背景に、
乳児院の新規開設が増えています。

 

さらに福祉制度改革の一環として、家庭の仕事と育児の両立を支援するための、
一時預かり事業や、地域の育児相談の拠点になるなど、
乳児院が子育て家庭への支援事業などを行うことも多くなりました。

 

今後も、新しい時代に合った育児サービスの提供が求められるでしょう。